4月7日(金)、本校体育館において、新潟明訓中学校・高等学校の令和5年度入学式を挙行いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、午前10時から高校、午後2時から中学校と別々に行いました。式では、学級担任が新入生一人ひとりの氏名を読み上げ、中学校122名、高等学校383名の新入生が、中山道夫校長より入学許可を受けました。
中山校長は式辞のなかで「脱コロナはすすんではいるが、世界にはまだまだ多くの課題があり、大きく急速な社会の変化が起きている中、かつての常識が通用しない世の中になっていきている。このような時代の後には大きなイノベーションがある。日本も厳しい挑戦を求められる時代となるが、そのような時代にこそ世界的な視野をもち、主体的に学び、使命感をもって課題の克服に取り組んでほしい。そして自らの心に火を付ける努力をし、積極的に貪欲に様々なことに挑戦してほしい。」と激励しました。
続いて、新入生代表として、高校は小野塚彩乃(おのづか さやの)さん、中学は小池爽羽(こいけ そう)さんが、それぞれ希望を胸に力強く「新入生誓いの言葉」を述べました。
高校の入学式では、小泉一樹理事長が、桜の花が冬の寒さを経験することで花をきれいに咲かせることを引き合いに出され「誰もが経験する失敗をそのままにせず、次はどうすれば上手くいくのかを検討することで『考える力を養ってほしい』。決してあきらめず、強い意志をもって成長してください」との祝辞がありました。
また、中学校の入学式では、本間彊理事が新潟明訓の歴史について話された後、本校卒業生である二人の芥川賞作家(藤沢周氏、新井満氏)の言葉を引用されて「人生に対する心構えを学ぶ場としてほしい」との祝辞がありました。
新入生の表情からは新しい生活への希望と緊張感の感じられる式典でした。ご入学おめでとうございます。