新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

学校案内新着情報

2024.03.01トピックス高校
第75回新潟明訓高等学校 卒業証書授与式を挙行しました(3/1)

 3月1日(金)9時30分から、第75回新潟明訓高等学校卒業証書授与式が本校体育館で行われました。
 吹奏楽部の演奏の中、1組から担任の先導で卒業生が入場し着席後、吹奏楽部伴奏による国歌の斉唱が行われました。そして各クラス担任が氏名を読みあげ、卒業生一人一人に、壇上で中山校長から卒業証書が手渡されました。卒業生は緊張の中にも喜びを感じられる表情で卒業証書を受領していました。
 中山校長からは「先輩が自分たちの境遇に甘んずることなく、新潟夜間中学講習会を自らの手で開いたように、明訓生の矜持と誇りと自信を持って自分の人生を切り拓いていって欲しい。」との式辞がありました。
 続いて小泉理事長から「コロナ禍が明けたと思ったら元旦の能登半島地震があり、厳しい中での受験勉強等大変だったと思う。人生にはいろいろな障害が待ち受けているが、諦めず逃げ出さず、人生のプラスの材料となるように努力して克服して欲しい。」との祝辞が贈られました。
 在校生代表芝原航(しばはら わたる)さんは「送る言葉」のなかで「コロナ禍の中でも先輩方は好学・自治を体現し、在校生の模範となっていた。われわれ在校生も受け継いでいきたい。」と別れを惜しみました。
 卒業生代表の小林結月(こばやし ゆづき)さんは「別れのことば」のなかで、「この3年間、信頼し支えてくれた友人、励まして背中を押してくれた先生方、優しく見守り無償の愛を注いでくれた両親に感謝したい。三年生のみんなとは卒業しても離れるのは距離だけです。この先待ち受ける困難も、共に乗り越えていきましょう。」と述べ、代表の2人は壇上で礼を交わしました。
 卒業記念品は除雪機で、卒業生代表の増山万由(ますやま まゆ)さんが中山校長に目録を贈呈しました。
 閉式後、卒業生が吹奏楽部の演奏と参加者の拍手に送られて退場した後、各クラスでは最後のHRが行われ、教室や校舎のあちこちで写真を撮り合う姿がみられました。

 開式の頃は雨模様でしたが、閉式の頃には薄日の差す天気になり、厳粛な中にも温かみのある卒業式を行うことができました。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。そして御卒業おめでとうございます。