MeGA3 各コースの様子をお知らせします。
1 コース ロンドンコース
2 現地の気候 快晴(朝は7℃前後/最高気温 16℃)
3 行程(4日目)
7:30 Race Course 集合
8:00 Rendcomb College 着
8:20 チャペルにて礼拝
8:45 挨拶
10:00~12:10 グループごとによる英語研修
12:15~13:00 Lunch Time
〜バス移動〜
14:30 Stladford Upon Avon 着
英国人教員によるガイド及び自由散策
18:00 ホストファミリーと共に各家庭へ
4 生徒の様子
午前中は、まずはチャペルにて生徒たちと一緒に礼拝に臨みました。
Rendcomb の学生が読む讃美歌の一節、牧師による説教を聞きました。一同で讃美歌の一曲を歌い、最後は聖歌隊による歌声を荘厳な気持ちで聴きました。普段なかなか行くことのない教会の厳かな雰囲気を感じることで、気持ちが引き締まりました。こういう体験も、日本ではなかなか味わうことのできないものでした。その後、代表生徒が職員の方への「はじめの挨拶」を行いました。「comfort zone」からの脱却を図る意味合いで、原稿なしで挨拶をしてみましょうと声がけをしました。はじめは少し原稿に視線を落としていましたが、徐々に原稿から目を離し、職員の方々に向かって堂々と、大きな声で挨拶をすることができました。
その後は、3つのグループに分かれ、Rendcomb Collegeでの授業に参加しました。今回も生徒たちにミッションを課しました。ミッションは「友だちをつくる」、「e-mail addressを聞く」というものでした。生徒の多くは少し驚いていましたが、覚悟を決めた様子でした。
最初は教員にガイドしていただいてのキャンパスツアーでした。次第に教員に質問をする機会も増えていき、生き生きとするようになっていきました。今回は、東京の高校から単身で約一年間の留学にきているMr.Ohishiも参加してくれました。Modern Language(以下ML)の授業とScienceの授業に共に参加し、海外で学ぶということや、海外での暮らしについて話してくれたことで、生徒の見識はさらに深まりました。MLのクラスでは、3つのテーマで課題に取り組みました。①絵を英語で紹介して、正しい絵を相手に描いてもらう。②「TASKMASTER」という文字を使って文章を考える。③もし冷蔵庫に自分の好きなものが入れてあって、誰かに食べられないようにするために、どんなメッセージを冷蔵庫に貼るか」という課題について、ペアになって取り組みました。当然のことながら、全て英語。四苦八苦しながらも、先生のアドバイスを聞きながら、次第に笑顔も溢れ、時間いっぱい取り組みました。その後は、実験室に行ってバーナーを使った実験に参加しました。中学校の授業でも経験があるであろう炎色反応についての実験でした。知っている実験内容を、英語で受けるというのも新鮮味が溢れていたようでした。
その後は、食堂で学生(日本で言えば高校2、3年生)との交流会でした。生徒会主体の交流会で、当初は生徒会メンバーの数人のみと聞いていたのですが、多くの学生が集まってくれて、20名程度の学生と質問を交わし、友だちになることができました。その際、「e-mail addressを聞く」というミッションも達成している生徒が数人いて、頼もしく思いました。
食堂でランチをいただきましたが、食事はどれも美味しく、満足した様子でした。時間のない中での慌ただしいものであったのが、少し残念でした。
食後は、一路、Stratford-Upon-Avonに向かいました。この街は、かの有名なWilliam Shakespeareの生まれ育った街です。英国人教員のガイドにより、生家、学校、埋葬されている教会を訪れ、偉人の功績などに触れ、さらに英国について理解が深まったのではないでしょうか。帰りの車内では、またまた英国人教員によるShakespeareにまつわるクイズ大会でした。難しい問題もありましたが、話をよく聞いていた生徒は、見事、正解していました。
最後に、ミッションの達成状況を尋ねると、全員ではありませんが、比較的多くの生徒が達成していました。明日はどんなミッションが課されるのでしょうか。
明日は、午前中はRendcomb Collegeに行きます。本日は受け身の立場でしたが、明日はこちらがプレゼンテーションを行い、日本文化のワークショップが予定されています。まだまだ積極性に溢れるとまではいえない状態で、積極的に質問をする生徒はまだ一部の生徒のように思われます。今こそ自分の殻を破る良いチャンスです。主体的に動いてほしいと切に願っています。