新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

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2025.03.09トピックス高校
MeGA3(ロンドン)便り-5

MeGA3 各コースの様子をお知らせします。

1 コース ロンドンコース
2 現地の気候 晴れ 15℃
3 行程(5日目)
  7:30 Race Course集合
  8:00 Rendcomb College到着
  8:15〜9:10 日本文化紹介プレゼンテーション(全校集会にて)
  9:30〜11:00 日本文化紹介ワークショップ(Year 5 / 6 の児童を対象に)
  11:00〜11:30 Rendcomb ショップ見学
  11:30〜14:00 バス移動
  14:00〜16:15 テルフォードにて産業革命の学習、アイアン・ブリッジ見学
  16:15〜18:00 バス移動
  18:00  Race Course到着、解散
4 生徒の様子
 大きく体調を崩す者もなく、Rendcomb Collegeでの最終日を迎えました。この日は生徒たちが日本文化紹介のプレゼンテーションとワークショップをすることになっていることから、朝から緊張感が漂っていました。Rendcomb Collegeに到着すると、校内の劇場へと案内され、ほどなくして中学部、高校部の生徒がホールいっぱいに集まってきました。期待に満ちた視線が注がれる中、校長先生に紹介され、明訓生の発表が行われました。
 1班は日本の教育制度、2班は日英のコミュニケーションの違い、3班は日本の食文化、4班は日本の伝統文化、5班は日本や新潟の地理・歴史、6班は日本の現代文化について、それぞれ英語で発表を行いました。
 大勢のネイティブスピーカーを前に、英語で発表することに多くの生徒が緊張していましたが、生徒たちはなるべく原稿を見ずに、堂々と発表していました。中にはユーモアを交えて聴衆を魅了する生徒もおり、彼らの熱意のこもった発表は、現地の教員からも「impressive」と高い評価を得ることができました。集会の最後は代表生徒がスピーチを行い、プレゼンテーションを締めくくりました。
 その後のワークショップでは、初等部の児童を対象に、日本文化を紹介しました。折り紙、福笑い、カルタ、けん玉、箸を使った遊び、茶道など、多様な日本文化を体験できるブースを設け、生徒たちは児童と交流しながら、文化紹介に励んでいました。多くの生徒が知っている単語を駆使し、身振り手振りを交えながら、日本文化を伝えようと奮闘していました。子どもたちの笑顔や驚きの表情に、生徒たちも喜びを感じ、文化交流の楽しさを実感していました。ワークショップを終えると、学校に併設されているRendcomb Collegeの購買(兼 郵便局)に立ち寄り、学校のグッズや学校で作られているクッキーなどを購入し、2日間お世話になった学校を後にしました。
 その後、2時間ほどバスに揺られ、産業革命の起源と言われるテルフォードへと向かいました。産業革命を象徴するアイアンブリッジで集合写真を撮ると、近くに併設されているブリスツ・ヒル・ヴィクトリアン・タウンを訪問。産業革命時代の街並みを再現した屋外博物館で、ヴィクトリア時代の建物から当時の生活の様子を垣間見ることができました。実際に使われていた機関車や工場の機械などの展示は、生徒たちの興味を引き、産業革命の息吹を感じながら、歴史の重みと、それが現代社会に与えた影響について深く考えさせられました。