新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

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2025.03.08トピックス高校
MeGA3(ブリスベン)便り-5

MeGA3各コースの様子をお知らせします。

1コース ブリスベンコース
2現地の気候(晴れ やや強い風(最高気温25℃くらい)
3行程 6日目
 終日ホストファミリーと過ごす
 ※10:00~12:00 ZOOMでレッスン +HR

4生徒の様子
 今日がホームステイ3日目。昨日に引き続き、10時からコーディネーターのナオキさんによるレッスンが行われた。生徒の表情は昨日に比べると明るく、また穏やかだった。ホームステイにも慣れてきて、ホストファミリーとのコミュニケーションも順調にいっているようだ。実際にナオキさんの質問に堂々と臆することなく英語で答える様子は、彼らの自信の表れだろう。
 生徒たちは、各々のホームステイ生活を有意義に送っているようだ。ピザ作りやBBQを行った生徒、アボリジナルアートを書いた生徒、キッズとディズニー映画を見た生徒、テレビゲームやカードゲームで遊んだ生徒、罰ゲームで筋トレをした生徒など実に様々。中には「私たちはよくわからないゲームをしました!」といって、丸やら数字やらが並んだ、実際よくわからない紙をみせて一同を笑わす生徒もいた。各ファミリーによってその「おもてなし」はそれぞれだが、皆がそれぞれユニークな経験をしているようだった。
 ナオキさんのレッスンは、全て英語によるもので非常にテンポよく、かつ満遍なく生徒と対話するもので、今日も様々な具体的なフレーズを教えてくれた。ファミリーの手伝いをしたい時、美味しい料理を食べた時、楽しい経験をした時、逆にわからなかったり確信が持てなかったりした時など、様々なシチュエーションに応じた表現を、そして一段レベルの高い表現を、生徒たちは学んだ。ぜひそれらをホストファミリーに向けて実践してほしい。
 ミーティングの最後に体調不良や心配事はないか日本語で質問をすると、体調不良を訴え出る生徒がちらほらいた。喉の痛みや咳が出る生徒、中には発熱から1日休養した生徒もいる。辛い時は遠慮なくファミリーに言って休ませてもらうよう伝えた。また、サイクロンへの不安をこぼす生徒もいた。連日のように報道されるサイクロンのニュースに触れ、不安な気持ちになるのは当然のことだ。改めて確認したのは、ホストファミリーと離れないこと、それでも自分自身の判断を大切にしてほしいこと、少しでもわからないこと、少しでもおかしいなと思ったことがあれば、教員や、添乗員、あるいは現地スタッフに連絡をすることを強調した。
 本日は風がやや強かったものの、青空が広がり、まだまだサイクロンによる大きな影響はなかった。現地の予報によれば、明日の朝にかけてサイクロンはブリスベンにやってきて、1日かけてゆっくりと通過していくという。カテゴリは2から1へと弱体化し、日曜日にはさらに小さくなるとも報道されている。とはいえ、もちろん最優先事項は生徒の安全である。現地スタッフとホストファミリーには、明日の生徒たちの外出は一切なしで徹底してもらう。さらに、生徒たちには、万一の時に備えてリュックに必要なものを準備しておくことも伝えた。
 この難局を全員で乗り越え元気に帰国した暁には、大きく成長した自分たちの姿を家族と友人に見せ、自分たちの武勇伝を存分に語ってほしいと思う。