MeGA3各コースの様子をお知らせします。
1コース ブリスベンコース
2現地の気候 雨のち曇り(最高気温27℃くらい)
3行程 9日目
終日ブリスベン市内散策
4 生徒の様子
朝、集合場所で久しぶりの再会を喜びあう姿が印象的だった。ハイタッチをする生徒や、互いにハグをしあう生徒・・・・・・。幾分、反応がオーストラリア的になっていたのは気のせいではないと思う。
バスの中では、それぞれがそれぞれの近況を報告しあっていた。英語ばかりの生活からの束の間の解放といったところか、生徒たちはまるでセキを切ったように自分の体験談を友人に話していた。その口ぶり、表情には、この研修で得た自信や誇らしさが表れていた。ホームステイでの出来事を友人に話したくて仕方がない。バスの中はいい意味でやかましくて、ブリスベンにやってきたばかりの頃、「静かすぎる」と何度も指摘されていたのが嘘のようだった。このテンション、この元気、この活力は、是非とも日本でも持続してほしいと心から願う。
午前はブリスベンの中心街を、午後はブリスベンの大型ショッピングモールを散策した。ここでも様々な店員や街の人との交流があり、臆することなく英語でやり取りする生徒の姿を至るところで見ることができた。「面倒くさい現地人に絡まれる」という全員が心底ウンザリする一コマがあったけれど、それももはや良い思い出である。それくらい、今日1日は生徒にとって充実した1日だった。そして、エージェントのジャネットさんとは今日でお別れ、2名の生徒が感謝のスピーチをし、ジャネットさんもこれに満面の笑顔と握手で応えてくれた。
こんなふうに、ここからは沢山のお別れが待っている。明日は、バスガイドのユミコさんとお別れ、コーディネーターのナオキさんとお別れ、そしてオーストラリアの家族とお別れである。今の生徒なら自分の気持ちを、感謝の思いを、しっかりと言葉で相手に届けることができるはずだ。「言わなくてもわかるよね」という日本的な「察し」の発想は、残念ながらこの国では通用しない。きちんと言葉にして思いを伝えることで、初めて互いの心は通うのだ。生徒にはその事実を、具体的な体験の中で実感として理解してほしいと思う。
明日の集合は朝7時。そこからたくさんのお別れが待っている。きっと様々な感動シーンを見ることができるのだろう。それらをしっかりと写真に撮らなければ、と引率者として身が引き締まる思いがする。