新潟明訓中学校・高等学校Niigata Meikun Junior, Senior High School

　令和２年１月７日（火）、本校講堂において、中学保護者会・学校が共催する講演会が行われ、中学１～３学年が参加しました。

　講師はアルビレックス新潟のサッカー選手早川史哉様と、サッカージャーナリスト・作家の安藤隆人様で、「自分と向き合うことでわかる前への進み方」の題で講演していただきました。

　講演は二人の掛け合いでテンポ良く進められ、病に倒れた時、再入院の時、リハビリを続けた時などにいろいろな人からさまざまな形で支えられ、日々の小さな夢を実現させながら、公式戦出場という大きな夢を実現させた早川選手の心情と前進しようとする姿勢が、安藤さんのリードで語られました。

　最後の生徒からの質問コーナーで、二人の共著「そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常」についての回答では、安藤様から「この本は白血病の勝者の本ではない」というメッセージがあり、生徒は真剣に説明を聞いていました。

　講演終了後、お二人には生徒代表からお礼の言葉と花束が贈られ、拍手で会場から退場されました。中学生には素晴らしいお年玉になった講演会でした。